春のチョウ観察会開催しました。
報告が遅くなりましたが
5月26日 春のチョウ観察会を開催しました。
当日はバタフライソンの参加メンバーを中心に一般の方の参加もあり、初対面の方同士ですが、お互いに声を掛け合えるぐらいの人数で、観察会としてはとてもいい雰囲気だったと思います。


はじめは集会所で荒居先生の「チョウとガの違いについて」の講義。知っているようで実は知らなかった、とても興味あるテーマでした。「キレイで昼間飛んでいるのはチョウ、地味で夜飛んでいるのはガ」とか、「止まった時翅を立てるのはチョウ、広げているのはガ」という言い方もされるようですが実はどれも当てはまらないものがいます。
とりあえず、「触覚が細く、先がコン棒状になっているのがチョウ」なのだそうですがぱっと見だけではビミョーですよね。実際チョウとガを区別しない国(文化)も多いのだとか。
大きなくくりで鱗翅目というのがあって、その中の一部がチョウ、それ以外をガと呼ぶのだそうです。
因みに日本ではチョウは250種ほど、ガは5000種以上といわれています。
バタフライソンでも「ガはやらないんですか?」という質問をよくされました。
「ガ」を対象から外したのは、ガの方が圧倒的に種類が多く、しかも似たようなのがいっぱいいて、さらには個体ごとのバリエーションも多様で、専門家でもなければ同定が難しいケースが多々あるからです。
もちろん他にも、例外もあるとはいえガは夜活動する種が多いのは事実で、暗くなった野火止緑道での観察はライトトラップなどの設備が無ければ不可能だし、個人で観察するには危険を伴うという点も考慮しなければならなかったからです。
ガかチョウか、話題になったセセリチョウの仲間のダイミョウセセリ。
セセリチョウの仲間にはチョウにしては翅の色が地味で、頭部が大きくちょっと変わったプロポーションですが、大きくつぶらな目が、とてもかわいいです。イチモンジチョウやコミスジもよく観察できました。
観察会もそろそろ終盤、という時に突然一行の列にアオカミキリが突っ込んできました。先生が捕虫網一振りで捕獲してくださって、間近に見ることができました。埼玉県では準絶滅危惧種にもなっているメタリックな翅が美しいカミキリです。野火止緑道、見どころはチョウだけじゃないよ!と伝えたかったのでしょうか?一同珍客に大盛り上がりでした。
次回、秋の観察会は10月6日(日曜日)を予定しています。
開催が近くなったらまたごHPでご案内いたしますので、皆様是非ご参加ください。